【パニック障害】パートナーの支えだけではなんともなぁ。
こんにちは、カプチです。
妻が5年ほどパニック障害持ちです。
この記事は、
「パニック障害とは?」
「パートナーのパニック障害がなかなかよくならない」
「パートナーとして自分がやるべきことは何?」
というアナタにおすすめです。
パニック障害とは
パニック障害はまだまだマイナーな病気です。
簡単に説明します。
外見上は健康な人と変わらず見えても、中身は病気です。
何も知らない人がパニック障害患者を見ると、一日中ダラダラして過ごしているようにしか見えない。
ワガママ病とさえ呼ばれる始末。
パニック障害患者は神経系に異常があり、脳内の物質を上手くコントロールできていません。
常に興奮状態に置かれ、精神は擦り切れ、うつ病へと向かうこともよくあります。
さらに、パニック発作と呼ばれるナゾの発作がおこります。
これは、心臓をギューっと握りつぶされる感覚だそうです。
治療には長い年月を要し、病状によっては大量の薬を飲み続けなくてはなりません。
妻は夕食後に10錠程度飲んでいます。
説明を読まなくても、どれが何錠か分かるようにもなりました。
そのくらい長い治療になります。
アナタにその覚悟が無いのであれば、アナタはパートナーとしては不適です。
下の方に書きますが、気負う必要はありません。
ただ、知っておいて下さい。
パニック障害の特効薬
パニック障害の治療には薬が大いに役立ちます。
しかし、薬以外にも有効なものはあります。
その一つは、運動です。
できるだけゆっくりした有酸素運動がおすすめ。
具体的にはお散歩です。
タダでできますし。
ジョギングも有酸素運動ですが、疲れるのでおすすめしません。
過去の記事でヨガをオススメしてますが、ポーズに依るということがわかりました。
よく知りませんが、筋トレに近いポーズもあるようです。
リラックスヨガ?はおすすめです。
そうそう、筋トレはダメ。
無酸素運動はダメ。
いくら運動と言っても、逆効果です。
・・・といった、薬や運動の効果は書籍でも多く取り上げられています。
しかし、他にも特効薬はあります。
人それぞれ、好きなものがありますよね。
わたしはバナナジュースが好きで、妻は祭りが好きです。
妻の地元の祭りは結構ハードで、夜中にうろちょろしたり、一日中酒を飲んだりするお祭りです。
ちなみに3日くらい続きます。
そんな祭りに「今年は行きたい」と言います。
わたしは気がかりなことが多々ありました。
生活リズム、アルコール、疲労、・・・。
全てパニック障害には毒とされる要素・・・。
しかし、どうしても行きたいというので行かせてみました。
祭りでは小中学校の同級生と再会したり、年下のギャル(中学生)からベイマックス呼ばわりされて楽しんだそうです。
楽しそうに話す彼女を見て、わたしはこう思いました。
「このツケで2週間寝込むんだろうな」
普段は、洗濯、料理、掃除、ゴミ出しなどの家事を全部やってしまうと3~5日くらいは寝込むのが常。
しかし、今回は寝込むどころか、病状がスゴく改善されました。
薬が効きすぎて眠くなりすぎたり、まる1日寝込まなくなったり。
わたしの心配は何だったのでしょう。
パニック障害はホントに分からないものだ。
楽しむという事が良かったのかな?
普段は楽しめてないんでしょうね・・・ははっ。
アナタやアナタのパートナーが好きなものって何ですか?
ホントに好きなものなら、常識を取っ払ってやってみるのも良いかも。
パニック障害持ちのパートナーとしての役割
アナタのパートナ-がパニック障害持ちならば、アナタはパートナーとしての責任を感じていることでしょう。
わたしもそうです。
パニック障害の治療には、身近な人の支えが非常に大事。
分かってはいても、できないときもある。
そんな時に限って悪い波が来る。
そんなとき、パートナーに対して何もできない自分を責めてはいけない。
自分まで体調を崩してしまいます。
過去にも書きましたが、パートナーとしてできることは限られている。
無理はダメですよ。
なんせ、長い戦いです。
「俺があいつを支えるんだ」という熱すぎる思いは捨てましょう。
「ん~、まぁ~、あいつと生きていこうと思う」ぐらいのスタンスが大切です。
パートナーとしての役割は、「そばに居る」くらいでいんじゃないでしょうか。
まとめ
過去記事
大した事は書いてませんが、過去記事を貼っておきます。
あなたの役に立てば幸いです。
以上です。